トイレの便房監視について

トイレの便房(男性の小便器以外の個室状の部屋)の使用時間を計り、設定した時間を越えたら ランプ表示とブザーで知らせる方式を考えてみました。
原則として便房の扉にスイッチを付け、その信号を監視センターや事務所に設けた本体に送り 監視する方法ですが、赤外線センサーを使用する方法も検討中です。
多機能房が有る場合はそこの時間の設定を少し長めにする必要から、一般房との二本立ての 時間設定方式としました。

目的 1.トイレの便房の中で気分が悪くなり意識を失った場合発見してもらえる
   2.便房内での仮眠、睡眠の防止
   3.目的外(性行為、薬物の使用、喫煙等)の防止

緊急呼出ボタン(ひもを引く方式もあります)との相違
 呼出ボタン方式はあくまでも利用者の意識がある状態で、本人の意思により押される為タイムロスは少ないです。
 但し押す前に意識を失ってしまえば役に立ちません。
 時間監視方式は利用者の意識、意思に関係無く動作しますが、時間の設定によっては発見する迄のタイムロスが発生します。
 又目的外の使用の防止も出来ます。

設置した方が良いと思われる所
 病院、介護施設、老人ホーム    利用者の体調が万全では無いケースが多い様です
 高級ホテル、高級飲食店      店の品格、目的外利用の防止
 防災(監視)センターのある建物    運用上の負担が少ない

設置に微妙な所
 駅舎、多人数の集まるホール    設置が難しい、運用の負担が大きい

設置上の問題点
 1.便房にうまくスイッチが設置出来ない
  2.赤外線のセンサーもうまく設置出来ない
 3.便房から監視センターや事務室迄の信号ケーブルが敷設出来ない
  4.無線伝送の場合、電波が禁止されている、又は届かない、不安定である
 5.無線伝送用の電源が便房側で取れない、又は危険である
 6.便房の数だけ表示窓が必要なので装置が大掛かりになる
  7.設置に費用が掛かる
 8.運用上の負担が増える
 9.女子房の場合女性が対応するのが難しい
 10.プライバシーの侵害だと言われる恐れがある
 11.かえって責任を負わされる事が増える
 12.時間の設定が難しい(試行錯誤?)

オプション
 1.時間の監視だけでなく使用中の状態もランプ表示する事が出来ます
   例えば 使用中は緑色 時間を越えたら赤色 等
  理想方式(案1)
   未使用時        何の表示も無し
   便房使用中       緑色のランプ点灯
   設定時間を越えた時   赤色のランプが点灯 同時にブザー鳴動
   ブザー停止ボタン(スイッチ)を押す事によりブザーが停止、
   赤色のランプは現場で解除する(扉を開ける)まで保持します

 2.緊急呼出ボタンと同じ本体に組み込む
  理想方式(案2)
    未使用時          何の表示も無し
   便房使用中         青色のランプ点灯
   設定時間を越えた時      緑色のランプが点灯 同時にブザー鳴動
   緊急呼出ボタンが押された時  赤色のランプが点灯 同時にブザー鳴動
   ブザー停止ボタン(スイッチ)を押す事によりブザーが停止、赤色のランプが消灯
   緑色のランプは現場で解除する(扉を開ける)まで保持します

今回この方式を考えましたのは、他の仕事でタイマーを使った監視システムを作りました ので、ふとこれがトイレの監視にも利用できるのではと思ったからです。
その理由は駅舎のトイレをお借りしたい時に、全部の便房が使われているのにもかかわらず 10分近く待たされるケースが多々有ります。
これが本当の目的だけで使用されているのなら文句を言えないのですが、何か違和感を 感じます。
又今後日本が高齢者社会になって行く状態で、もしトイレの中で意識を失ったらどうなる のだろうか、と考えた時にその対策になればと思い試作してみました。
浴室の場合は色々な物が考えられている様ですので今回は除外しました。

万一何かあったとしてもそれは本人の「自己責任」であって、建物の管理者には何の関係 (責任)も無い   と言ってしまえば全てお終いなのですが。
先ず何もしないのか、緊急呼出ボタンで済むのか、ここまでやる必要が有るのかを皆様で 議論していただけたらと思っております。

装置の概要(案) 緊急ボタンは含みません
 小型タイプ  一般便房数   7  多機能便房数 1  計8
 中型タイプ  一般便房数 13  多機能便房数 1  計14
 大型タイプ  一般便房数 23  多機能便房数 1  計24
 ご要望により総数の範囲で組み合わせを変える事も出来ます
 何れも有線の信号ケーブル方式で芯線数(0.5mm以上)は 房数+2 必要になります
未だ現在はデモ用のサンプルを試作した段階で、要望が有れば完成品を作る事も考えて おります。
又商品として製作、販売を希望する会社様が有れば相談させて頂きます。